軽貨物運送業をこれから始める方は、この記事を必ず読みましょう!
「手数料が0円!」や、「月給100万円稼げる!」などといった、一見美味しそうな話には、必ず裏があります。
自社を棚にあげるわけではないですが、本当にやめておいた方がいい業者が軽貨物業界にはいます。
本当にひどい場合だと、働いた報酬が支払われなかったり、法外な賠償金を請求されたりするケースもあるので、本当に注意しましょう!
軽貨物業界は、良い会社もたくさんあるのですが、お世辞にも良いとは言えない会社が多いのが現状です。
12月で契約解除した元委託会社からの11月稼働分の支払いがされません。
— 運び屋@密林 (@allin_game) February 9, 2024
辞めるのは承認したが、辞めた後にほか行くのは聞いてない。
あなたが動くと他のドライバーも動くから、抑止力として払わないとの事。なんなら戦いますよ。#デリプロ#軽貨物#悪徳業者#アマフレ pic.twitter.com/0Aca9Es77r
本記事では、良い軽貨物会社の選び方、悪い軽貨物会社の見分け方を詳しく解説します!
- おすすめできる軽貨物会社の特徴
- 契約する前のチェックポイント
これさえ抑えておけば大丈夫!おすすめの会社の特徴
おすすめできる軽貨物会社の特徴は下記です。
- 会社の理念や将来のビジョンを明確に掲げている
- 面接時に説明資料が用意されている(言葉だけだと言った言わないがある)
- 手数料が20%以上ではないかどうか(逆に手数料0円!の会社も注意)
- 福利厚生が充実してるか(怪我や事故の補償や社会保険など)
上記の4つの点に関しては、働くうえで非常に重要なので、一つずつ解説します。
会社の理念や将来のビジョンを明確に掲げている
軽貨物会社を選ぶうえで、会社の理念や将来のビジョンは非常に重要です。
なぜなら、会社として軽貨物事業を行う中で、何を一番重要としているのかであったり、事業を通してどのような世界を作りたい、社会貢献をしていきたいかが分かるからです。
理念や将来のビジョンがない会社は、真剣に会社経営をしていない証拠です。
ぜひ面談の際に、「御社の企業理念について教えてください」と質問してみましょう。
この質問に面談担当者が、自信もって答えられるかどうかで、「会社として仕事、経営に向き合えているか」がわかります。
面接時に説明資料が用意されている
面接時に説明資料が用意されているかどうかは、重要です。
軽貨物ドライバーを新しく始める多くの方は、軽貨物業界についてわからないことが多いはずです。
そのため、口頭の説明だけではなく、資料での説明があるとわかりやすいはずです。
またわかりやすいだけではなく、単純に親切でもあります。
口頭だけの説明だと、「言った、言わない」で揉めやすいので、資料の有無は、委託会社を選ぶ際で見極めポイントだと思います。
資料がなくても、ホワイトボードなどに大事なポイントを書いて説明してくれるような会社も良いと思います!
手数料が20%以上ではないかどうか(逆に、0円も注意)
委託会社の手数料は、基本的に15%〜20%となっております。
しかし20%以上の手数料を取る会社が存在するので、注意が必要です。
ただし手数料が高い分、サポート体制や福利厚生が、他社と比較して明らかに充実しているなどの場合は、手数料だけで判断せずに総合的に判断することがオススメです。
手数料0円!や手数料なし!のような会社も注意が必要。
会社を経営するためには、社内のスタッフの人件費やオフィスの家賃など色々なお金がかかっています。
手数料0円で、会社を経営することはできるわけがないので、手数料を引いた報酬を提示しているだけです。
つまり、手数料0円とは言っているのは見た目だけの話で、実際にはしっかり手数料は取っています。
逆にいくら引いているかわからないということは、手数料が明確ではないということです。
場合によっては、20%以上引かれていることもあるので注意が必要です・・・。
また、下記のように質問すると、どのような会社かわかるので聞いてみてください。
「手数料0円って書いてるけど、手数料引いた金額を提示いただいているだけですよね?」と質問してみましょう。
この質問の答えで、「いえ、手数料とっていないですよ!」とここでも嘘をつく場合は、あまり信用できない会社だと思います。
この質問に対しては、手数料抜いていないわけないんだから、「手数料引き後の単価を提示させていただいております」のように正直に回答される会社さんのほうが、よっぽど信用できます!
福利厚生が充実しているか
軽貨物ドライバーは個人事業主になるため、正社員と比較すると保証という面では弱い点があります。
どこの会社もリース車両の貸し出しやガソリンカードなどはあったりしますが、この保証が弱い点を補うような福利厚生がある会社は、ドライバー目線にたって考えられています。
入社祝い金制度
入社祝い金制度は、未経験の配達員さんを応援する制度です。
未経験の配達員さんは、入職する職場にもよりますが、最初の数日間は見学や研修で報酬が0円という場合があります。
その部分を補うために、入社後3ヶ月継続したら、お祝い金として数万円を支給する制度となります。(弊社の場合は、最大5万円)
配達中の怪我や事故での補償
軽貨物ドライバーのお仕事は、事故や怪我とも隣り合わせの仕事になります。
ただ個人事業主の場合、正社員と違って労災保険がございません。つまり怪我をした際の補償がないです。
そのため、福利厚生でカバーできるような保険があれば、ドライバーとしては安心です。
社会保険加入制度
個人事業主の場合は、「国民年金」、「国民健康保険」となり、基本的に社会保険、厚生年金に加入することができません。
特に厚生年金と国民年金では、将来受け取ることができる年金受給額が厚生年金のほうが高かったり、社保と国保では、扶養の概念のありなしで、保険料が倍以上変わってきたりします。
そのため、個人事業主でも入ることができる社会保険制度を用意している会社は、非常におすすめです。
絶対に確認すべき!契約前のチェックポイント
次に契約前のチェックポイントで、下記の点に関してはしっかりチェックをしておくことをおすすめします。
契約書の有無
当たり前の話ですが、契約書の有無は必ず確認しましょう!
契約書が無い会社はどんなに条件が良くてもやめましょう!
契約書がない会社なんてあるの?と正直思いたいところですが、軽貨物業界は、契約書がない会社が、たくさんあるんです・・・。
契約書がない会社は、絶対にやめましょう。口約束でも大丈夫と言われても絶対にやめましょう!
また契約書があっても、必ず目を通して確認してから契約しましょう。
たまに、「辞めた後、他の軽貨物会社で仕事をしてはいけない」などめちゃくちゃなことを契約書に書いている例もあるので、注意しましょう。
わからないことがあったら、納得できる説明をしてもらえるまで確認しましょう!
ネットでの評判
応募した会社の評判を調べることは、非常に重要です。
調べ方をお伝えしますので、調べることをおすすめします!
Google検索で、会社名を入力して検索を行う
まずは、下記のように会社名で検索をするようにしましょう。
会社名で検索して、まず会社のホームページや、下記のようなGoogleプロフィール情報が出ない会社は、オススメできません。(理由は、会社としての実態が見えないからです)
またGoogle口コミをみてみると、実際に働かれていた人のリアルな口コミが書かれていたりするので、チェックするようにしましょう!(⭐︎マークのところをタップ)
「会社名 評判」や「会社名 口コミ」などで検索するのもおすすめです。
Twitterで会社名を入力して投稿検索を行う
Twitterで、会社名を入力して、投稿検索を行う方法もありです。
Twitterにはリアルな声が載っているので、参考にしてみましょう。
病欠や冠婚葬祭の休みに関しての対応
病欠や冠婚葬祭がある時の休み対応に関しては、必ず確認するようにしましょう。
会社によっては、「熱がある状態なのに休むことを許さない」や、「休むなら代走費用を支払え」といった要求をされる場合があります。
風邪や病気は、誰しもが気をつけていてもかかる場合があるため、そういった際に休みをとれる会社を選ぶと良いでしょう。
病欠で違約金をとるような会社は必ず避けましょう!
まとめ
軽貨物運送業を行う上で、委託会社選びは仕事内容よりも重要かもしれません。
一番重要な点にも関わらず、よく調べずに契約してしまうケースが多いので、慎重に選ぶようにしていきましょう!
色々と書きましたが最低限、契約書とホームページがある会社があるかは、絶対に確認しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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