ウーバーイーツでチップを払わないどうなる？現役配達員が解説

「ウーバーイーツの配達員にチップって払った方がいいのかな……。」

Uber Eats（ウーバーイーツ）で注文した時、チップについて疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

結論として、チップは払わなくとも全く問題ありません。

Uber Eats（ウーバーイーツ）の本場はアメリカです。アメリカを中心とした欧州諸国においてチップは当たり前の文化ですが、日本ではほとんど馴染みがありません。

この記事では、Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップに関するさまざまなことを解説します。ぜひ参考にしてください。

Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップとは？

Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップとは、注文者から配達パートナーへの感謝の気持ちとして商品代金とは別で渡すものです。

配達を担当した配達パートナーの対応が良かったり予定よりも早く届いたりした際など、何かしら気に入ったポイントを見つけた時にチップを貰えると配達パートナーとしても大きな励みになるでしょう。

自分が想像以上のサービスを受けた時や金銭的に余裕がある場合に、チップを払うといいかもしれません。

Uber Eats（ウーバーイーツ）でチップを払わないとどうなる？

チップは払わなくとも何も問題はありません。現役配達員の筆者の所感として、払わない人の方が圧倒的に多いくらいです。

チップは欧米諸国の文化であり、日本では馴染みのない習慣です。日本にも感謝の気持ちをお金で表現する場合もありますが、欧米諸国ほどの意識はないものと思います。

Uber Eats（ウーバーイーツ）で注文するときは、チップのことを気にせず気軽に利用してください。

チップを払わなくても罰則はない

チップを払う払わないの判断は注文者の自由意志に任されているほか、罰則などありません。

日本ではチップを払う意識はほとんど無いと言ってもよいでしょう。配達パートナーのほとんどがチップに対して過剰な期待をしているわけではありません。

Uber Eats（ウーバーイーツ）で注文するとき、チップのことは全く気にしなくても大丈夫です。

チップを強要するしつこい配達員がいたらどうする？

筆者自身は、注文者に対してしつこくチップを要求する配達パートナーの話を聞いたことはありません。

とは言え、そういった配達パートナーが存在するのも否定できないと思います。万が一、チップを要求する配達パートナーに出会った場合は、キッパリと断ってください。

配達パートナーからチップを要求するなどあり得ないことですが、不当な要求にはハッキリと断ったうえでサポートセンターへの連絡をおすすめします。

関連記事：【注文時のトラブル解決】Uber Eats（ウーバーイーツ）のサポートセンターに注文者が問い合わせる方法！

Uber Eats（ウーバーイーツ）でのチップの払い方

Uber Eats（ウーバーイーツ）でチップを払う方法は主に2つあります。

• 事前に払う方法
• 後から払う方法

それぞれについて解説します。

事前にチップを払う方法

事前にチップを払う方法には注文確定時に払う方法があります。

悪天候の日など予め配達が困難であるとわかっている場合などに利用するとよいでしょう。

チップの金額は1円から可能で任意の金額も入力できます。いくら払うか迷った場合は以下の設定から選択可能です。

• 5%
• 10%
• 15%
• 20%

後からチップを払う方法

後からチップを払うには以下の方法があります。

• 配達完了後に払う
• 後日注文履歴から払う
• 現金で払う

配達完了後に配達パートナーの接客態度が良かったり予定よりも早く届いたりした場合など「配達完了時」にチップを払うことが可能です。

配達完了後に配達パートナーを評価する画面が表示されるため、そのタイミングでチップの金額を入力できます。任意の金額を入力する、または5～20％の間で設定可能です。

注文した当日ではなく、数日後にチップを払うこともできます。

注文した日から30日以内であれば、アプリの「注文」からチップを払うことが可能です。

上記画像の右下の「注文」をタップすると過去の注文履歴が表示され、その中からチップを払いたい配達を選びます。

チップは現金での支払いも可能です。注文者の中にはチップとして現金を直接配達パートナーに払う人も一定数います。

Uber Eats（ウーバーイーツ）でチップを払う人の割合や相場はいくら？

Uber Eats（ウーバーイーツ）でチップを払う人の割合や、金額の相場は地域や配達パートナーによって全く変わります。

ここから解説することは現役配達員である筆者の経験が元になるため、あくまで参考情報の1つとしてご理解ください。

チップを払う人の割合

チップを払う人の割合は1週間で100回配達した場合、おおむね5～10％程度です。

ただし、季節によっても変わりますし閑散期・繫忙期でも大きく変化します。

余談ですが、チップに関しては日本人よりも外国人の方がもらえる確率は高いと思います。やはり、文化の違いなのだと感じるポイントです。

チップの相場は平均200円

2～3年前と比較すると1回当たりのチップの金額は低下していると思います。日本全体の経済が低迷しているうえ、フードデリバリーの需要も減っている現状では仕方ないことだと考えます。

そうした状況でもチップを払ってくださる方には感謝しかありません。

現金でチップを払う場合は現金決済でのお釣りをくださる方が多いと感じます。

アプリと現金を総合するとチップの金額は平均200円くらいだと考えます。

Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップに関してよくある質問に回答

Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップに関して、よくある質問に回答したいと思います。

チップを払えないのはどうして？

Uber Eats注文時の支払い方法がクレジットカード決済以外になっていたり、注文から30日以上経過したりしているとチップを払えないことがあります。

日頃からクレジットカード以外の手段で決済している方や、過去の注文を遡りチップを支払いたい方は注意が必要です。

クレジットカード以外の決済方法になっている

Uber Eats（ウーバーイーツ）でチップを払う場合は決済方法をクレジットカードに設定する必要があります。

支払い方法が「PayPay」や「LINE Pay」などの電子マネー、または現金払いになっているとチップの支払いはできません。

クレジットカードを持っているなら支払方法の1つとして設定しても良いと思います。

関連記事：Uber Eats（ウーバーイーツ）の支払い方法を紹介！変更方法も解説！

クレジットカードの限度額に達している

登録したクレジットカードが限度額に達しているとチップの支払いはできません。

気付かないうちに限度額に達してしまっている可能性もあるため、チップの金額を限度額内にするか別のクレジットカード追加してみましょう。

注文した日から30日以上経過している

注文した日から30日以上経過している場合はチップの支払いはできません。

チップを払う場合は忘れないうちに払ってしまいましょう。

チップを後から支払うことはできる？

注文した日から30日以内であれば、注文した当日でなくとも後からチップを払うことはできます。

配達完了後に配達パートナーの接客態度などを確認してから払うかどうかを決めることもできますし、現金での支払いも可能です。

後日改めて払う場合は30日以内の期限も忘れないようにしましょう。

配達員は誰からチップをもらったのかわかる？

配達パートナーは配達員用アプリからチップの確認ができます。

お客様個人を特定することはできませんが、「いつの配達」で「いくらチップを貰えたか」の確認は可能です。

チップを貰えた場合はお客様に感謝のメッセージを送ることができます。金額の横をタップするだけで簡単に送れるため、配達員ならばチップを貰えたときは忘れずに送りましょう。

Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップは強制ではない！

この記事では、Uber Eats（ウーバーイーツ）のチップに関する情報を解説しました。簡単にまとめてみましょう。

チップは日本人にとって馴染みの薄い習慣ですが、サービス品質を向上させる良い仕組みの一つであると思います。

配達パートナーは例え10円であってもチップを貰えると嬉しいと思いますし、モチベーションも上がります。

Uber Eats（ウーバーイーツ）で注文した時、お気に入りの配達パートナーを見つけたならぜひチップを渡してみてください。