ピックゴーの口コミ・評判！最悪と言われる理由を徹底解説！

ピックゴーとは、オンライン上で荷主と配送ドライバーを結ぶする日本で最大級のマッチングサービスです。

CBcloud株式会社が運営しており、軽貨物を中心に「荷物を運んでほしい人」と「配達の仕事をしたいドライバー」をマッチングしてくれます。

多くの配送案件の中から自分の都合に合わせて仕事を選ぶことができますし、ドライバーによってはピックゴーでの稼働のみで生計を立てている人もいます。ですが、「ピックゴーは最悪」と一部のドライバーからは評価もされてもいます。

この記事では、なぜピックゴーが口コミや評判で「最悪」と言われているのかをドライバー目線で解説します。

ピックゴーが最悪と言われる理由

「ピックゴーは最悪」と評価される理由はいくつかありますが、その中でも代表的な理由をご紹介します。

案件に当選しない

エントリーしても案件に当選しないことは、特にピックゴーに登録したばかりの頃に感じることではないでしょうか。

私自身にも経験がありますが、案件にエントリーしても初めの頃は全くと言っていいほど当選しませんでした。20～30回エントリーしても当選しないことは当たり前だと思った方が良いでしょう。

ちなみに、ピックゴーでは基本的に荷主が案件を任せるドライバーを選びます。荷主と面識があったり一度でもその案件の依頼を受けていると、次回のエントリーから当選しやすくなる傾向があります。

こうした理由から、配送経験が豊富なドライバーであっても最初の頃は案件が獲得できない場合が多いので、根気強くエントリーし続けることが重要です。

ドライバー同士で案件の取り合いになる

ピックゴーの案件の中では、特に長距離配送のスポット案件は人気があるため、ドライバー同士で取り合いになることが多いようです。

アプリ上でスポット案件を見つけたならすぐにエントリーしないとあっという間に他のドライバーが当選し、自分は落選となってしまいます。

地域によっては案件自体が多い少ないの差がある

ピックゴーの仕事量については、そもそもの案件の数に地域差があるようです。

特に東京都を中心とする首都圏では案件数も豊富にありますが、地方の場合は案件自体が少ないためピックゴーで仕事をしたくてもできないず、稼げないなんてことも。

以上のことから、ピックゴーは特に新規登録者にとって案件獲得まで非常にハードルが高いマッチングサービスと言えます。これが「ピックゴーは最悪」と評価される理由です。

ピックゴーの良い口コミ・評判

「ピックゴーは最悪」と評価される一方で、良い評価や口コミも多くあります。代表的な良い評価をいくつかご紹介します。

仲介手数料が比較的安い

日本の物流業界は荷主からの報酬がドライバーの手元に届くまで、複数の仲介業者が存在することは珍しくありません。

このため、ドライバーの報酬が仕事内容の割には思ったよりも少額だったと感じることがあります。

ピックゴーでの報酬は1円＝1pt（ポイント）で計算され、ドライバーが得た報酬はピックゴーに「振込申請」を行うことで自分の銀行口座に振り込まれまっる仕組みです。

ピックゴー以外に仲介手数料は引かれないので、他社で仕事をするよりも多く報酬を得られるでしょう。

ピックゴーでの仲介手数料は振込申請した金額によって変わります。

25万pt以上・・・10%

25万pt未満・・・15%

人によって事情は様々ですが、振込申請は25万pt以上貯まってから行うことをオススメします。

ピックゴーの仲介手数料は他業者と比較しても安いと言えるのではないでしょうか。

当日でも仕事がある

ピックゴーで仕事をする場合、案件を獲得できるなら当日でも仕事ができます。

荷主の指定する荷受け時間に間に合えば午前中にエントリーし、その日の午後からの仕事も獲得可能です。

スキマ時間を効率よく利用できるので、軽貨物ドライバーには喜ばれています。

要するに、「そうだ、今日配送の仕事しよう」といった思いつきでも仕事ができる可能性があることがピックゴーの大きな魅力です。

早ければ最短当日に報酬が受け取れる

ピックゴーで得られた報酬は、その日の14:30までに振込申請したなら、仕事をした当日中に報酬を受け取ることも可能です。

多くの運送業者は報酬の振込サイクルが30～60日前後であることを考えると、当日に報酬を受け取れることはドライバーにとって非常に大きなメリットであると言えます。

ただし、当日中の振込には銀行によって対応が変わるため、詳細を以下に紹介しますので、自身の銀行がどうなっているのか確認する必要があります。

実際ピックゴーはいくら稼げる？

運送業界の中ではピックゴーの単価は高い方だと言われています。案件を獲得し、継続して仕事をこなせばまとまった収入を得ることも可能です。

ピックゴーに登録しているドライバーの中には1ヶ月に30万～50万円も稼いでいるドライバーもいるようです。

しかし、そのためには毎日案件を獲得しなければなりませんし、日頃からピックゴーの案件に気を配り良い案件にはすぐエントリーしなければなりません。

荷主が担当ドライバーを選ぶ以上、どうしても顔見知りのドライバーや過去に同じような仕事を担当したドライバーを指名しがちです。

なので、誰でも高額の報酬を得られるわけではないことも覚えておきましょう。

ピックゴーがおすすめな人

これから軽貨物配送で仕事を始めようとしてしている人、ピックゴーで稼ぎたいと思っている人にオススメの条件をいくつか紹介しますので参考にしてください。

黒ナンバーの軽車両をもっている人（必須）

ピックゴーで軽自動車を使って仕事をするならば、「黒ナンバー」の取得は必須条件です。黒ナンバーの軽自動車は「貨物軽自動車運送事業」に分類され、軽貨物事業を営むことができるようになります。

黒ナンバーの取得はそれぞれの地域の運輸支局に必要書類を提出するだけの簡単な手続きで終了します。

取得にかかる費用は地域によって多少の差があり詳細については割愛しますが、おおむね3,000円前後と思って良いでしょう。

案件に当選するまでエントリーし続けられる根気のある人

ピックゴーで案件を獲得しようとするならば、こまめにエントリーすることが大切です。しかし、新規登録者はなかなか当選しません。

もちろん、1回目のエントリーで案件を獲得できた、というラッキーな人もいますが、それは稀な例です。

5～6回エントリーして当選できなかったからといって諦めてしまう人はかなり多いです。

責任感の強い人（引き受けた仕事は最後までやりぬく）

ピックゴーに限らずどんな仕事にも言えることですが、一度引き受けた仕事は最後までやりましょう。

特に初めて受けた仕事を最後までやりきることは、荷主はもちろんピックゴーにも好印象を与え、次回エントリーした時も当選する確率は高くなります。

もちろん、不測の事態（病気やケガ、車両の故障など）もあり得ますので、そういった場合は迷わずピックゴーに申し出て下さい。

しかし、プロのドライバーとして日頃からの体調管理や車両整備には万全を尽くしましょう。

まとめ

ここまでピックゴーの口コミや評判について、良い面と悪い面を解説しました。ピックゴーでの仕事はオンライン上で荷主とドライバーをマッチングして仕事をする、新しい形態の働き方です。

特に新規登録者は1本目の案件を獲得するまでに時間がかかってしまうことも大いにあり得ます。誰にとっても使いやすいプラットフォームであるとは言い難いですが、根気よくエントリーし続ければ案件は獲得できます。

ピックゴーでガッツリと稼ぎたいと考えている人も空いた時間を利用して仕事をしたいと考えている人も、まずは登録してみて実際にどのような案件があるのか見てみるのも良いでしょう。どんな仕事にも良い面、悪い面はあります。

それぞれのライフスタイルに合わせて上手くピックゴーを取り入れて、軽貨物ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。