【配達員必見】Uber Eatsが鳴らない原因と対処法！優先組とは？

Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達パートナーにとって、報酬を左右するその日の「鳴りの良し悪し」は非常に重要な要素です。

せっかく意気込んで配達しようとしても「鳴らない」状態が続くと収入に結びつかず、配達パートナーとって死活問題になりかねません。

この記事では、多くの配達パートナーがストレスを抱えるUber Eats（ウーバーイーツ）の「鳴らない」問題について解説します。

鳴らない原因や対処法などについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達リクエストが鳴らないとは？

「鳴らない」とは、Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達パートナー同士で使われる用語です。とくにUber Eats公式で定められているわけではなく、配達員の間で自然発生した言葉だと思われます。

配達依頼が入ることを「鳴る」「鳴りが良い」と言い、逆に配達依頼が入らず待機時間が続くことを「鳴らない」「鳴りが悪い」と言い表すのが一般的です。

実際に配達員をやってみるとわかるのですが、待機時間が20分、30分と続いてしまうと多かれ少なかれイライラしたり不安を感じたりしてしまいます。

Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達リクエストが鳴らない原因

配達リクエストが鳴らない原因はいくつかありますが、主なものとしては下記の要因が考えられます。

エリアや時間帯・曜日などの需要によるもの

加盟店が少ないエリアや注文数よりも配達パートナーの方が多いエリアで稼働していると、鳴らない可能性が高くなっていしまいます。

また、「鳴らない」時間帯は一般的に14～17時（アイドルタイム）だと言われており、多くの人々が昼食をすませた後のため、鳴らない可能性が高まります。

この時間帯は配達を中断してみるのも一つの方法かもしれません。

筆者の経験から曜日によって「鳴らない曜日（鳴りにくい曜日）」はあると思います。平日よりも土日祝日の方が需要は高くなるほか、特に火・水曜日は平日の中でも需要が減少傾向にあると感じています。

関連記事：ウーバーイーツ配達員は稼げない？稼げる月やエリアについて徹底解説！

天候や季節によるもの

フードデリバリー業界では一般的に「春・秋」を閑散期、「夏・冬」を繁忙期と呼んでおり、閑散期は経験上驚くほど鳴らなくなります。

春と秋は気候も温暖で外出しやすくなり、フードデリバリーの需要自体が大きく減少することが原因です。

晴れた日も悪天候時より需要は減少するため鳴らない可能性が高くなると思われます。特に閑散期では昼間のピークタイムであっても鳴りが悪くなるのは珍しくありません。

閑散期は全般的に鳴りが悪くなると認識しておいた方がよいでしょう。

郊外に住んでいて自宅待機しているため

配達パートナーの中には自宅でオンラインにして、1件目の配達注文が入るまで自宅待機している人もいます。

自宅周辺に加盟店があればその方法もありだと思いますが、加盟店が少ない場合は鳴らない可能性は高くなるでしょう。

繁華街近くに住んでいるなら自宅待機も有効な手段の一つと言えますが、そうでない場合はやめた方がいいかもしれません。

アプリの不具合が発生しているため

鳴らない原因の一つとして、アプリに不具合が発生している可能性があります。

現在のアプリは何回かのアップデートを重ね、不具合が発生しにくくなっています。それでも、回線の不調やスマホの画面が固まってしまうなどの現象が起きないとは限りません。

その場合は、一度アプリをオフラインにするかスマホを再起動してみましょう。筆者の経験上、この方法でほとんど解決できました。

配達リクエストを拒否しすぎたため

配達リクエストを何度も拒否し続けると鳴らなくなる現象は筆者の経験も含めTwitterなどのSNS上で他の配達員からもよく聞く話です。

これは、配達員の間では「干された」状態であると言われています。

フードデリバリーを含めて仕事を発注する立場になって考えてみると、一般的に仕事を拒否する人より引き受けてくれる人に仕事を任せたいと考えるのは当然だと思います。

あくまで「干された」と解釈しているのは配達パートナー側の言い分です。仮に干されるとしてもUber Eats（ウーバーイーツ）運営から明確に基準が示されているわけではありません。

配達パートナーにとって可能な限り空車時間を短くするのが大切なことであるため、過度な拒否は控えた方が良いだろうと考えます。

ブラックアウトしたため

ブラックアウトとは、雪や台風などの悪天候時にUber Eats（ウーバーイーツ）運営の判断で注文の受付を停止して、配達パートナーに配達注文が入らなくなる状態のことです。

注文数に対して十分な配達パートナーを確保できない時に起こりえる現象で、この場合どんなに待っていても配達リクエストは入りません。

配達するには危険な状況であると言えるため、速やかに帰宅して身の安全を確保しましょう。

配達手段によるもの

Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達では一般的に自転車よりもバイクの方が鳴りがよいと言われています。

明確な根拠が示されているわけではありませんが、同じ距離ならバイクの方が短時間で配達できるうえに長距離配達にも対応可能と考えられるからです。

バイクの免許を持っているならバイクで配達することを検討してみるのもよいでしょう。

関連記事：ウーバーイーツ配達員におすすめの任意保険は？バイクや自転車の補償を徹底解説！

Uber Eats（ウーバーイーツ）が鳴らないときの対処法

せっかくオンラインにしていても待機時間が長くなってしまっては、ストレスも溜まる上に運転にも悪影響を与えかねません。

少しでも鳴りをよくする可能性を高める方法がいくつかありますが、簡単に取り組めるであろう方法をご紹介します。

配達エリアを変更する

鳴りをよくするために配達エリアを変更してみるのも一つの方法です。

繁華街に移動したり、大きな駅の周辺に移動して配達リクエストを待ってみても良いのですが、これは多くの配達パートナーも考えると思います。

配達パートナーが集中しているエリアに移動しても、鳴りの悪さを解決できるわけではありません。

過去に筆者が行った方法としてはショッピングモール付近に移動してみることです。ショッピングモールでのピックアップには時間がかかるため、普段は待機場所として選ぶことはありません。

ですが、ショッピングモール周辺にはマクドナルドや牛丼チェーン店などもあり待機している配達員も少ないため、繁華街よりも鳴りが良くなる可能性があります。

つまり、繫華街ほどではなくとも「配達パートナーが少なく、ある程度加盟店があるエリア」を自分なりに探してみるのが大切です。

現金配達を受け付ける

現金配達を受け付ける設定にすると、配達リクエストの最大数が増えるためなりやすくなる可能性があります。

下記の画像は「現金配達オフ」の状態ですが、矢印部分をタップすると「現金配達オン」にできます。

配達パートナーで現金配達を受け付けている人は少ないと思われ、その中で自分が現金配達を受け付けたなら鳴りをよくすることは可能です。

ただし、現金配達を行う場合釣銭の用意をしなければならず、1回の配達に要する時間も増えます。現金をもつことでお金のトラブルが起きる可能性も考えなければなりません。

現金配達はある程度、配達に慣れてから行うことをおすすめします。

配達応答率を上げる

配達応答率とは、配達リクエストを受けた時にどの程度の割合で受け付けたかを表す指標の一つです。配達リクエストを受けたときに制限時間内に承諾しなかったりリクエストを拒否すると応答率は下がってしまいます。

鳴りの良し悪しに応答率がどの程度影響しているのかはUber Eats（ウーバーイーツ）から明確に示されているわけではないため正確にはわかりません。

筆者の体験ではありますが、応答率が下がると鳴りが悪くなる傾向にあるのは感じています。

Uber Eats（ウーバーイーツ）としても応答率の高い配達パートナーに仕事を任せたいと考えると思われるため、応答率は高いほうがいいのは言うまでもありません。

鳴りにくさを感じていながらも、今まで応答率を意識していなかった配達員は応答率を高くすることを試してみてください。

キャンセル率を減らす

一度配達リクエストを受けたにもかかわらず何らかの理由でキャンセルすると、キャンセル率が上がってしまいます。これを配達パートナーの間では「受けキャン」と呼んでいます。

筆者はほとんどキャンセルした経験はありませんが、キャンセルしすぎると鳴りが悪くなるのはよく聞く話です。

配達パートナーのガイドラインによるとキャンセル率5%以下を一つの目安にしているようです。とは言え、配達パートナーが自分のキャンセル率を知る方法を筆者は知りえません。

1回キャンセルしたからっといってすぐに悪影響が出るわけではないため、気にしすぎる必要はないと考えますが、頻繁にキャンセルするのは控えた方が良いと思います。

社会の一般常識として、一度引き受けた仕事を後から何度もキャンセルするのは信頼を損ねる可能性があるからです。

それは、Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達の仕事も例外ではないと思います。

他の配達アプリと掛け持ちする

Uber Eats（ウーバーイーツ）で鳴りが悪い場合は、出前館やWoltなど他のプラットフォームを掛け持ちするのも一つの方法です。

複数のプラットフォームを同時オンラインすることにより、待機時間を短くできる可能性があります。

確かにUber Eats（ウーバーイーツ）は他のプラットフォームよりも注文数が多いのですが、Uber Eats（ウーバーイーツ）だけに依存するのはよくないと思います。

プラットフォームが違っても仕事内容にほとんど差はないため、積極的に他社のプラットフォームにも登録しておきましょう。

関連記事：Wolt（ウォルト）とUber Eats (ウーバーイーツ)配達員の違いを徹底比較！

Uber Eats（ウーバーイーツ）が鳴らないに関する質問に回答

Uber Eats（ウーバーイーツ）の配達で「鳴らない」に関する質問と解説をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

優先組の配達員は存在する？

「優先組の配達員」の存在はよく聞く話ではありますが、これは配達員同士の噂話に過ぎません。

Uber Eats（ウーバーイーツ）運営から公式発表されているわけでもなく、全く根拠のない都市伝説と言って差し支えないでしょう。

使用してる車両や店舗により近い配達員にリクエストを送るといった意味での優先はあると思います。

待機時間が長くなると悲観的になってしまうのも理解できますが、それよりもより多くのリクエストを受けられる工夫をするために時間を使いましょう。

関連記事：Uber Eats（ウーバーイーツ）配達員は時給換算するといくら稼げるか解説！

Uber Eatsから干されたのか確認する方法は？

配達リクエストを受ける機会が少なかったり、長時間待機していると「自分は干されているのか？」と考える配達員も少なくありません。

そもそも本当に「干されている」のかを確認する方法はありませんし、全く根拠がない噂話としか言いようがないと思います。

時間帯や季節によって鳴りの良し悪しは大きく変わります。応答率やキャンセル率によっても変化するでしょう。

筆者も鳴りの悪い日は何度も経験していますし、そういう日は思い切って配達を中止したこともあります。

あまり悲観的にならず気分転換も重要です。

Uber Eatsが鳴らないときの問い合わせ先は？

Uber Eats（ウーバーイーツ）への問い合わせは下記の画像のように画面下のヘルプから行います。

鳴りの悪さについて直接問い合わせる項目はありませんでしたが、極端に鳴りが悪いときは下記画像の項目をタップするとよいでしょう。

アカウントに何か不具合があるかもしれないため、おかしいと感じた場合は一度問い合わせてみてください。

Uber Eats（ウーバーイーツ）配達員は他のアプリと掛け持ちしよう

この記事では、Uber Eats（ウーバーイーツ）の鳴らない原因やその対処法などについて解説しました。

Uber Eats（ウーバーイーツ）は日本で最大のフードデリバリー市場を持っています。とは言え、Uber Eats（ウーバーイーツ）だけに頼るのはやめた方がよいでしょう。

配達員にとって空車時間を可能な限り短くするのが重要ですし、フードデリバリーはUber Eats（ウーバーイーツ）だけではありません。

鳴りをよくするために出前館やWoltなど他のアプリにも積極的に登録し、掛け持ちでの配達をおすすめします。